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進化論に疑問を持とう!

進化論を信じている人への15の質問

進化論: 自然主義による生命と生物多様性の起源

(一般進化論は、著名な進化論者が認めているとおり、生命の起源を含む ― 生命の起源(英語)の序文を参照。)

筆者: ドン・バッテン

  1. 生命はどうやって生じたのか? 進化論者ポール・デイヴィス教授は認めています: 「生命のない化学物質の混合が、どうやって最初の生きている細胞に自発的に自己組織できたのか、誰も知りません。」。1 ハーバード大学のアンドルー・ノール生物学教授は言っています:「この惑星で生命がどうやって生じたのか、実のところ、わかっていません。」2 最も単純な細胞は数百個ものタンパク質を必要とします。 たとえ、正しいアミノ酸がすべて存在する条件で、宇宙にあるすべての原子の数だけの実験を、進化論による宇宙の推定年齢の期間内のすべての分子振動ごとに試みたとしても、平均サイズの機能しうるタンパク質は一つとして形成されることはありません[つまり、確率的にあり得ない]。 生命は数百個ものタンパク質を必要とするのに、知的設計なしで化学だけでどうやって生じたのでしょうか?
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  2. DNAコードはどうやって生じたのか? DNAコードは文字と単語から構成される洗練された言語体系であり、その単語の意味は文字の化学的特性とは関係がありません ― このページにある情報がインク(または画面上のピクセル)の化学的特性の産物ではないのと同様です。 知的設計なしで現れたコードシステムの前例はあるのでしょうか? 創造されたのでないなら、どうやってDNAコードシステムは生じたのでしょうか?
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  3. 「Cowboy Bob」Sorensenさん、15の質問ビラの「Youtube」バージョンをありがとう。

  4. 突然変異 ― 偶然のコピーミス(DNA「文字」の入替・削除・挿入、遺伝子の重複、染色体の逆位、等) ― が、生物のDNAにある多量の情報を生み出すことがどうしたらでき得るのか? そのような間違い が、微生物を微生物学者に変えるのに必要な30億文字分のDNA情報を生み出すことが、どうしたらあり得るのでしょうか? DNAには、タンパク質の作り方の情報もあり、その使用を制御するための情報もあります― 料理の本に、材料だけでなく、材料をいつ、どうやって使うかの手順も載っているのと同様です。 どちらが欠けても使い物になりません。 参照: Meta-information: An impossible conundrum for evolution(メタ情報: 進化論では説明できない謎)(英語)。 突然変異は、血友病等、1,000以上もの人間の病を含む、破壊的な影響で知られています。 少しでも有益な場合は稀です。 いったい、既存のDNA情報を混乱させることで、新たな[それまで存在しなかった]生化学経路や複数の部品から構成されるナノマシンを創出し、「ベトベト⇒ヒト」の進化を可能にすることがどうやってできるのでしょうか? 例: 32個の部品で構成されている回転式モーターであるATP合成酵素(全ての生命のエネルギー通貨(ATP)を生産する装置)、あるいは、キネシンのようなロボット(細胞内で小包を配達する「郵便屋さん」)はどうやって生じたのでしょうか?
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  5. 創造論者も認めている原理、自然選択はどうして「進化」として、生物多様性の起源を説明できるかのように、教えられているのか? 自然選択は、その定義の通り、選択するプロセス(既存の情報の中から選ぶこと)であり、創造するプロセスではありません。 適者の生存(ある特定の遺伝子が特定の環境において生物に対してより有利なこと)は説明できるかも知れませんが、適者の到来(そもそもその遺伝子とその生物がどうやって生じたのか)の説明にはなりません。 ある環境に適していない個体の死と適しているものの生き残りは、その環境に適することを実現させた特性の起源の説明にはなりません。 例えば、フィンチのくちばしのサイズの微小な変動がどうすれば、くちばしの起源やフィンチの起源の説明になるのでしょうか? どうすれば、自然選択が「ベトベト⇒ヒト」の進化の説明になるのでしょうか?
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  6. iStockphoto花瓶の中の花:花瓶は明らかに設計を示す;花はなおさらではないでしょうか?
    ガラスの花瓶が設計された、ということは誰もが認めますが、進化論者は花瓶の中の花もまた設計されなければならなかったことを認めようとしません。 問題なのは、花が設計を物語っていないのではなく、設計を物語り過ぎているということです。
  7. 新たな[それまで存在しなかった]生化学経路 ― 複数の酵素の順序正しい共同作業を伴うもの ― は、どうやって生じたのか? どの経路やナノマシンも、機能するには複数のタンパク質/酵素の構成部品が要ります。 運のいい偶然の出来事でどうやってその部品の1個でも、ましてや同時に10個、20個、30個(しかも多くの場合、特定の順序でなければならない)が出来上がったのでしょうか? 生化学者フランクリン・ハロルド(進化論者)はこう書いています: 「私たちが認めざるを得ないのは、現時点では、いかなる生化学システムや細胞システムに対しても、ダーウィン主義に沿った詳細にわたる進化の説明はなく、単なる様々な希望的空論があるにすぎない。」3
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  8. 生物はデザイン(設計)されたように見えるが、それらがデザイン されなかった と進化論者はどうして 知っている のか? リチャード・ドーキンスは書いています: 「生物学とは、目的を持ってデザインされたように見える複雑なものの研究だ。」 4 DNAの二重らせん構造の共同発見者フランシス・クリックは書いています: 「生物学者は、眼で見ているものはデザインされたものではなく進化したものだ、と絶えず心に留めておかねばならない。」5 進化論者にとっての問題は、生物はデザインされたことが 余りにも 明白なことです。 陶器は人がデザインした、と考古学者が言ったら、異議を唱える人はいないでしょう。 それなのに、誰かが生物のデザインをデザイナーに帰すれば、それは 受け入れられません。 何の根拠があって科学が 論理的原因 ではなく、 自然主義的原因 に制限されているのでしょうか?
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  9. 多細胞生物はどうやって生じたのか? 自己の生き残りに適応してきた単細胞が、複雑な植物や動物で必要な、協力することや特殊化すること(プログラム細胞死を遂げることを含む)をいかにして「学んだ」のでしょうか?
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  10. 性はどうやって生じたのか? 同一の資源で、無性生殖は有性生殖より最大二倍の生殖成功(「適応度」)をもたらします。 それなのに、後者が[自然選択で]選ばれるのに十分な有利さを、どうやって得ることができたのでしょうか? また、単なる物理・化学現象が、どうしたら同時に必要とされる相補な器官を作り出すことができ得るのでしょうか? (知性のないプロセスは、雄と雌の生殖器が協調する将来のための計画を立てることは出来ません)。
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  11. 写真: Joachim Schevenカブトガニ
    カブトガニをはじめ何千もの今日生息している生物は、その「深遠な年代」の化石とほとんど変わっていません。 カブトガニがずっと変わらなかった(つまり進化なし)2億年とされている期間に、実質的に全ての爬虫類、恐竜、鳥類、哺乳類と顕花植物は進化したとされているのです。
  12. (進化論で期待されている)数百万、数千万とも知れない数の中間型(移行型)化石はなぜ無いのか? ダーウィンも認めたこの問題は今なお解決されずに残っています。 教科書に載っている進化の系統樹は想像によるもので、化石証拠に基づいているのではありません。 著名な古生物学者(及び進化論者)スティーヴン・ジェイ・グールドは書いています: 「化石記録に、中間形態が極めて稀であることは『古生物学の業界秘密』として残存する」。6 他の進化論者の化石専門家もこの問題を認めています。
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  13. 「生きている化石」は、どうやって数億年とされている期間に亘って変化しないままでいられるのか (その同じ時間帯に進化がミミズを人間に変えたとしたら) グールド教授は書いています:「種内の安定性の持続は進化論の主要な問題だと認識されねばならない。」7
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  14. やみくもな化学現象が、どうやって精神/知性、意義、利他主義、道徳を作り出したのか? もし全てのものが進化して、そして、進化論の教えどおり、私たちが神(創造主)をでっちあげたのだとしたら、人間の人生には何の目的、何の意味があるのでしょうか? 科学の授業で、生徒たちは虚無主義(人生に意義はない、ということ)を学んでいるべきでしょうか?
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  15. 進化論の「いかにもそれらしい」作り話は、なぜ許容されているのか? 進化論者はしばしば、進化論に反している観測事実を「説明」するために、何でもありの物語を採用します。 米国科学アカデミーの会員であるフィリップ・スケル博士は書いています: 「それらのもの[実験生物学で既に確証された現象]のダーウィン主義に沿わせた説明は、多くの場合、柔軟すぎる。 例えば、自然選択は人間を自己中心的・攻撃的にする ― 人間を利他的・平和的にする時を除き。 また、自然選択は、自分の子種を熱心に撒き散らす盛んな男を生じさせる ― 忠実な保護者・提供者の方を選ぶ時を除き。 ある説明がどんな挙動でも説明できるほど柔軟だと、それを実験で確かめることは困難だ、ましてや科学的発見の触媒として用いることなど。」8
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  16. 進化論による科学的躍進[科学への貢献]はどこにあるのか? ハーバード医学大学、組織生物学部長マーク・カーシュナー博士は述べています: 「実のところ、過去百年の間、生物学のほとんどは、進化生物学そのものを除き、進化論と無関係で進んできました。 分子生物学、生化学、生理学も進化論を一切考慮に入れたことはありません。」9 スケル博士は書いています:「医師、獣医師、農業従事者…に必要なのは、これらの生物が実際にどのように機能しているかの知識であって、何百万年前にどのように発生したかについての憶測ではありません。」10 進化論は実に、医療の発見を妨げています11 それなのに、学校や大学で進化論をあれほど独断的に教えて、人類に恩恵をもたらす実験生物学から時間を奪い取っているのはなぜでしょうか?
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  17. 科学は、ものがどのように機能するか、どうやって作動するかを理解するために 実験 を行うことを伴う。 なぜ 歴史 に関する仮説である進化論が、この 実験 科学と同じであるかのように教えられているのか? 過去に戻って実験を行うことも、過去に戻って観測することも、不可能です。 進化は観測されているかと聞かれ、リチャード・ドーキンスは「進化は観測されている。 ただ、それが起こっている最中に観測されたことがないだけだ。」と言っています。12
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  18. 根本的に宗教的な考えであり、また、証拠を説明することにも失敗している独断的信仰体系がなぜ科学 の授業で教えられているのか? 著名な科学哲学者カール・ポパーは言っています: 「ダーウィン主義は検証できる科学理論ではなく、形而上学的[宗教的]研究プログラムだ…」13 科学哲学者(進化論者でもある)マイケル・ルースも認めています: 「進化論は宗教である。 最初からそうであった、今日もそうである。」14  もし、「科学の授業で宗教を教えてはならない」のなら、進化論はなぜ教えられているのでしょうか?
    参照:

参考文献

  1. Davies, Paul, Australian Centre for Astrobiology, Sydney, New Scientist 179(2403):32, 2003. 本文に戻る
  2. Knoll, Andrew H., PBS Nova interview, How Did Life Begin? July 1, 2004. 本文に戻る
  3. Harold, Franklin M. (Prof. Emeritus Biochemistry, Colorado State University) The way of the cell: molecules, organisms and the order of life, Oxford University Press, New York, 2001, p. 205. 本文に戻る
  4. Dawkins, R., The Blind Watchmaker, W.W. Norton & Company, New York, p. 1, 1986. 本文に戻る
  5. Crick, F., What mad pursuit: a Personal View of Scientific Discovery, Sloan Foundation Science, London, 1988, p. 138. 本文に戻る
  6. Gould, Stephen Jay, Evolution’s erratic pace, Natural History 86(5):14, May 1977. 本文に戻る
  7. Gould, S.J. and Eldredge, N., Punctuated equilibrium comes of age. Nature 366:223–224, 1993. 本文に戻る
  8. Skell, P.S., Why Do We Invoke Darwin? Evolutionary theory contributes little to experimental biology, The Scientist 19(16):10, 2005. 本文に戻る
  9. Boston Globe, 23 October 2005に引用された通り。本文に戻る
  10. Skell, P.S., The Dangers Of Overselling Evolution; Focusing on Darwin and his theory doesn’t further scientific progress, Forbes magazine, 23 Feb 2009; http://www.forbes.com/2009/02/23/evolution-creation-debate-biology-opinions-contributors_darwin.html本文に戻る
  11. E.g. Krehbel, M., Railroad wants monkey off its back, Creation 16(4):20–22, 1994; creation.com/monkey_back. 本文に戻る
  12. pbs.org/moyers/journal/archives/dawkins_now.html, 3 December 2004, accessed 4 May 2022. 本文に戻る
  13. Popper, K., Unended Quest, Fontana, Collins, Glasgow, p. 151, 1976. 本文に戻る
  14. Ruse, M., How evolution became a religion: creationists correct? National Post, pp. B1,B3,B7 May 13, 2000. 本文に戻る

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